東方正教会はカトリック教会
プロテスタント諸教会と並ぶキリスト教三大教派の一つ。
日本ではギリシア正教または単に正教ともいう。
広義の東方教会は、のちに中国へ入り景教とよばれるようになるネストリウス教会や、キリスト単性論とみなされるアルメニア教会、エジプトのコプト教会、エチオピア教会など、キリスト教の異端グループを含む。
しかし、東方正教会という場合は狭義の東方教会、すなわち、中東、東欧、ロシアを中心とする18の自立教会の連合体をいう。
わが国では東方正教会は、他の二大教派のカトリック教会、プロテスタント諸教会と比べて一般になじみが薄い。
だが、東方正教会は元来、古代教会の伝統を受け継いでおり、原始キリスト教の精神をよく伝えてきた。
古代教会はローマ帝国に発生し、全教区をエルサレム、アレクサンドリア、アンティオキア、コンスタンティノープル(現イスタンブール)、ローマの五大総主教区に分けた。